「スマホの画面では小さすぎるけど、パソコンでは大きすぎる」
そんな時に便利なのが、タブレットです。
とはいえ、タブレットは新品で購入するとかなり高額になりますので、予算の面で躊躇してしまっている方もたくさんいるでしょう。
そのような方には、中古タブレットがおすすめです。
この記事では、中古タブレットを購入するメリットやデメリット、選び方やおすすめモデルについて詳しく解説していきます。
では早速、中古タブレットを購入するメリットと、デメリットについて詳しく見ていきましょう。
中古タブレットを購入するメリットは、コストを抑えられることです。
冒頭でも解説したように、タブレットを新品で購入する場合、5万円以上、場合によっては10万円以上の費用がかかってしまうことも珍しくありません。
一方、中古タブレットの場合は、新品の半額以下で手に入れられるケースもありますので、
「とにかくお得にタブレットを購入したい」
と考えている方に最適と言えるのです。
中古タブレットを購入するデメリットは、見極めが非常に難しいということです。
様々なお店で販売されている中古タブレットは、その名の通り使用済みです。
そのため、新品に比べると性能面や見た目の面で劣るケースがあります。
大切に扱われていたタブレットや、使用期間が極端に短いタブレットの場合、新品同様のクオリティになることもあるのですが、中には、
・傷や汚れが付いている
・バッテリーなどの内臓パーツが損傷している
・付属品がない
というように、状態が悪いタブレットも存在しています。
タブレットに詳しい方であれば、状態の良いものと悪いものをしっかりと見極められるかもしれませんが、中古タブレットを初めて購入する方や、あまり詳しくない方にとっては至難の業です。
では次に、中古タブレットの後悔しない選び方について詳しく解説していきます。
中古タブレットに限った話ではありませんが、タブレットの購入で後悔しないためには、画面サイズを確認することが大切です。
例えば、片手で持てるコンパクトサイズのタブレットが欲しい方には7~8インチがおすすめです。
標準サイズのタブレットが欲しい方や、スマホよりも大きな画面で動画やゲームを楽しみたい方は10インチ前後がピッタリと言えます。
また、ノートパソコンの代わりとして使いたい場合や、より大きな画面で動画やゲームを楽しみたい方には12インチ以上が最適です。
このように、好みや用途によって最適な画面サイズが変わりますので、タブレットを何に使いたいのか、何を求めているのかを明確にしたうえで選ぶようにしましょう。
中古タブレットを選ぶときに忘れてはいけないのが、OSです。
OSとは、オペレーティングシステムの略称であり、コンピューターを動かすための重要な役割を担っています。
人間でいうところの「脳」に該当する部分ですので、慎重に選んでいかなければなりません。
現在のタブレット向けOSで主流なのは、
・iPadOS
・Android
上記2つです。
他にも、Fire OSやChromeOS、Windowsなど様々なOSがあります。
それぞれで特徴や性能が異なるのですが、特にこだわりがない場合は、iPadOSかAndroidを選んでおけば間違いないでしょう。
快適にタブレットを使うためには、性能を確認することが大切です。
ただ、タブレットに求められる性能は、用途や目的によって大きく変わってきます。
例えば、最新の3Dゲームや動画編集などの容量を消費する作業を行う際は、ハイスペックと呼ばれるようなモデルを選ぶ必要があります。
逆に、最低限の機能で良いという場合は、比較的低価格帯のエントリーモデルでも十分です。
中古タブレットを購入するときは、どうしても価格や見た目などに注目してしまいがちですが、性能についても確認しておかないと後悔する可能性が高くなりますので注意しましょう。
タブレットには様々な種類があり、メーカーやモデルによって搭載されている機能も異なります。
中古タブレットを購入するときは、最低限以下の機能を確認しておくとよいでしょう。
・防水機能
・テレビ機能
・整体認証機能
中古タブレットを購入するときは、モバイル通信の可否を確認しておくのがおすすめです。
というのも、タブレットにはWi-Fiに接続して使う「Wi-Fiモデル」と、スマホのようにいつでもどこでもインターネットに接続できる「セルラーモデル」というのがあります。
自宅でしかタブレットを使わない場合や、そこまで使用頻度が高くない場合はWi-Fiモデルで十分です。
ただ、外出先で使う場合や、自宅にWi-Fiルーターがないというような場合は、セルラーモデルを選ぶ必要があります。
中には、
「どのタブレットも契約さえすればモバイル通信が行えるのでは?」
と考えている方もいますが、Wi-Fiモデルの場合はそもそもモバイル通信ができない仕組みとなっていますので注意が必要です。
また、Wi-Fiモデルとセルラーモデルでは価格にも大きな違いがでますので、予算とのバランスも考えながら選んでいきましょう。
中古タブレットは価格が安く、非常に魅力的ですが、選び方を間違えると後悔することになります。
以下、中古タブレットを選ぶときの注意点をいくつか紹介していきます。
「中古タブレット選びで後悔したくない」
という方は、ぜひ最後までご覧ください。
先ほども解説したように、OSというのはコンピューターを動かすための重要な役割を担っています。
タブレットOSには様々な種類があり、どのOSを選ぶかということも重要です。
ただ、それだけでなくOSのバージョンについても確認しておかなければなりません。
バージョンが古すぎる場合、既にサポートが終了している可能性が高く、
・アプリ
・ゲーム
などが正しく動作しないケースもあります。
また、サポート対象外のOSを使い続けると、ウイルスに感染するリスクも高くなりますので注意が必要です。
中古タブレットを購入するときは、赤ロムかどうかを確認しておかなければなりません。
赤ロムとは、元の所有者が分割払いで購入したものの、購入代金を完済せずに売却した”未払い代金があるもの”や、盗難品、あるいは元の購入者が身分を偽って購入した場合などにかけられる制限のことです。
赤ロムの状態になっているタブレットはWi-Fi以外での通信ができません。
仮に次の購入者が、未払いの代金を全額支払ったとしてもこの状態を解除できないため、基本的には赤ロムのタブレットは避けるべきと言えます。
中には、赤ロム保証といって、赤ロムでないことを確認したタブレットだけを取り扱っているお店もありますので、タブレットについてあまり詳しくない方はこのようなお店で購入することをおすすめします。
タブレットに限らず、中古と名の付くものについては、状態をより丁寧に確認することが大切です。
特にタブレットは電子機器ですので、見た目だけでなく、内部状態についてもチェックしておかなければなりません。
例えば、
・傷や汚れの有無
・液晶画面のひび割れの有無
・充電速度や充電持ち
などです。
中には、見た目に問題がなくても、内部的に問題が発生しているタブレットなどもありますので注意しましょう。
快適にタブレットを使うためには、バッテリーのへたりを確認しておかなければなりません。
バッテリーがへたっているタブレットを購入すると、
・いつまで経っても充電が完了しない
・充電がすぐに終わる
というような状況に陥りやすくなります。
バッテリーの状況については設定画面で確認することもできますが、発売から2年以上経過した端末については、既にバッテリーが寿命を迎えている、あるいはへたっている可能性が非常に高いため注意が必要です。
中古タブレットの購入を検討している方の中には、価格を最重要視している方も多いでしょう。
たしかに、中古タブレットは新品タブレットに比べると非常にリーズナブルですが、安すぎるものは避けた方が良いです。
なぜなら、価格が極端に安くなっているのには必ず理由があるからです。
例えば、
・赤ロム
・内部状態がボロボロ
・OSのサポートが終了している
などです。
このような状態のタブレットを「安いから」という理由で購入すると、安物買いの銭失いになりますので注意しましょう。
中古タブレットの購入は、新品タブレットの購入よりも難易度が高く、リスクもあります。
購入前にしっかりとチェックしていたとしても、トラブルリスクを完全に排除することはできません。
このような不測の事態に備えるためにも、保証についてしっかりと確認しておくことが大切です。
保証期間が設けられている場合、期間内の故障やトラブルに対して無償あるいは少額で対応してもらえる可能性が高くなります。
ただし、中古タブレットの場合は保証の対象外になっていたり、保証期間が極端に短かったり、保証範囲が狭かったりすることもありますので注意してください。
中古タブレットを購入する際は、付属品についてもしっかりと確認しておきましょう。
箱など、本体にあまり関係のない付属品はなくても問題ないのですが、中には、
・アダプター
・ケーブル
など、タブレットを使用するうえで欠かせないアイテムが欠けてしまっているものもあります。
このようなタブレットを購入した場合、追加で必要なアイテムを購入しなければならなくなるため、トータル金額が高くなってしまうのです。
中古タブレットには様々なものがあり、それぞれで特徴や価格帯が異なりますので、どれを選べばいいか悩んでしまいますよね。
そこでここからは、安くて使いやすいおすすめの中古タブレットを8つ紹介していきます。
「どれを選べばいいかわからない」
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
iPad 10.2インチ 第9世代は、ビジネスやプライベートなど、様々な用途に対応している非常に便利なタブレットです。
複数のアプリを起動しても重くなりにくいため、同時に複数のタブを立ち上げて作業をしたい方にも最適と言えます。
メモ書きはもちろんのこと、画像編集などもサクサク行えます。
キーボードを接続すれば、パソコンと同じ感覚で使うこともできますので、利便性を重視している方におすすめです。
iPad 10.2インチ 第9世代の相場は4万円~となりますので、安くて質の高いタブレットを探している方はぜひ検討してみてください。
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iPad 第6世代は、2018年の3月に発売されたタブレットです。
容量が軽めのゲームであれば問題なく作動しますし、そのほかの作業についても平均的な動作であれば大きなストレスは感じません。
指紋認証にも対応していますので、プライバシー保護もバッチリです。
相場は2万円~となっており、非常に安く手に入れられるタブレットとなっていますので、コスパを重視している方にもピッタリと言えます。
ただし、最新ゲームや動画編集などには不向きですので注意してください。
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iPad 第5世代(Wi-Fiモデル)は、2017年に登場したモデルです。
iPad Air 2の後継機として発売され、CPUはA9となっています。
厚さと重量はアップしていますが、その分機能性も高くなっていますので、できるだけ高性能のタブレットを探している方にピッタリです。
また、少し大きめのタブレットを求めている方にも最適と言えます。
中古の場合は、3万円前後で購入できるケースもありますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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価格:26500円 |
iPad mini 4は2015年の9月に発売された、7.9インチのタブレットです。
サイズが小さいため、コンパクトなタブレットを探している方にピッタリと言えます。
ただし、重めのアプリを使うとラグが発生しやすいため、動画編集や画像編集、最新ゲームのプレイには向いていません。
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HUAWEI d-02H dtabは、8インチの小型タイプとなっており、持ち運びに便利です。
バッテリー駆動時間が91時間を超えているため、外出時に最適と言えます。
薄型ボディにもかかわらず、高性能スピーカーを2つも搭載していますので、音楽を楽しみたい方にもピッタリです。
SIMフリー化されており、他社SIMカードも挿入できますので、利便性を重視している方はぜひチェックしてみてください。
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Lenovo Tab B10 2nd Genは、2万円~3万円ほどで手に入るコスパ最強のタブレットです。
420gと軽量でありながら、メタルボディを採用した高級感のあるボディとなっていますので、見た目を重視している方にも最適と言えます。
重たいアプリの利用などには向いていませんが、コンテンツ閲覧などは問題なく行えますので、ライトユーザーにピッタリです。
ただし、カメラ機能はスマホの方が優秀という声もありますので注意しましょう。
中古価格 |
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こちらのモデルは、2万円前後で手に入るモデルとして注目を集めています。
IPS液晶を採用した10.1インチの大型タブレットとなっており、斜めからでも見やすいため、大人数での動画鑑賞などにピッタリです。
高性能スピーカーが搭載されており、大迫力のサウンドを楽しめることも特徴の1つです。
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FUJITSU Arrows Tab Q584も、2万円~3万円前後で購入できるタブレットとして人気を集めています。
オプションのキーボードを使うことによって、タブレットパソコンとしても活用できますので、ビジネスにも役立ちます。
安心の日本製となっていますので、品質を重視している方にもピッタリです。
富士通 ARROWS Tab QH33/S [Windowsタブレット・Office付き] FARQ33S (ブラック) 中古価格 |
タブレットがあれば、動画視聴や音楽再生、読書や作業がより快適になります。
ただ、タブレットを新品で購入するとなると、かなり高額な費用が発生してしまいますよね。
そんな時は、中古タブレットを検討してみましょう。
とはいえ、中古タブレットには様々な種類があり、自分に合ったものを選ばないと後悔する可能性が高くなります。
購入後の後悔やトラブルを防ぐためにも、中古タブレットの購入を検討している方は、今回紹介したことを参考にしながら自分に合ったタブレットを探してみてください。