子供が小さい頃は毎年雛人形や五月人形を飾っていましたが、中学生になるころから飾る機会も少なくなってきました。
引越しを控えていて、転居先の収納スペースが非常に少ないことから、転居前に雛人形と五月人形の供養をしてくれるところを探しました。
郵送でも対応してくれるところ、ガラスケースのまま引き受けてくれるところ、など様々です。
また、対応可能な時期が決まっているところもあり、事前に確認が必要です。
お寺や神社で、お祓いをして供養してくれるところがあります。
人形店によっては、購入した人形はもちろん、他店で購入した人形を供養してくれるところもあります。
浜松市浜北区にあるお寺です。私は過去に安産祈願の御祈祷をしてもらったことがあります。
雛人形だけでなく正月人形やぬいぐるみ、鯉のぼりなど魂の入った物の供養をしてくれます。
郵送でも対応してくれるため、遠方からの依頼も可能です。
供養料は人形一体2000円、ガラスケース入は2500円となっています。
箱に入れる場合は、下記のたて・よこ・高さの合計が180cm以内の箱、1箱で5000円、2箱で8000円、3~4箱で10000円程度となっています。
箱の大きさが180cmを超える場合は、箱を分けて2箱以上にする必要があります。
袋井市にあるお寺です。隣接する、可睡ゆりの園が有名です。
可睡斎では、毎年大広間に32段1200体のお雛様が飾られる、可睡斎ひなまつりが行われています。
この大広間のお雛様の展示は壮大で驚きます。
日本最大級の展示で、大広間だけでなく、廊下にもお雛様がたくさん飾られています。
雛人形の供養の受け入れは毎年4月中旬から行われています。
事前に電話で確認が必要です。
浜松市中区にあるお寺です。
雛人形だけでなく、お札やお守り、ぬいぐるみなど、粗末にできないものの供養をしてくれています。
毎月28日に供養のお焚き上げをしています。
事前に電話で連絡し、予め、持ち込み可能かどうかを確認しておかなければなりません。
供養料としては、七段飾りの雛人形一式で8000円~となっています。
ガラスケースのままでも持ち込み可能ですが、基本料に加えて一体500円が必要となります。
小物一式も一緒に供養してくれます。
掛川市にある神社です。
しだれ梅や紫陽花が有名な神社です。
しだれ梅の梅園は見事ですが、少し登って行かなければならないので、足の悪い方には不便かもしれません。
人形の数にかかわらず、10000円で供養をしてくれます。
小物なども人形と一緒に供養してくれますが、ガラスケースから出して持っていく必要があります。
雛人形・五月人形など節句人形に限り供養をしてくれます。ぬいぐるみなどの供養はしていません。
ホームページでは2020年11月の供養の写真が掲載されています。
人形本体のみの供養となっていますので、ガラスケースや小物は外して持っていく必要があります。
供養料は1000円以上で気持ちで、となっていますので、他のところよりも供養料は低料金です。
4月20日から5月5日までの間に店舗に持ち込む必要がありますので、時期が限られます。
私は、3月末に引越しの予定があり、引越し先の収納スペースが少ないことから、人形を納めることを考えました。
髙木人形は低料金でしたが、持ち込み期間が決まっていて、引越しまでに間に合わない。
可睡斎の壮大な雛人形展に加えてもらえれば、と思いましたが、こちらも持ち込み期間が決まっていて引越しに間に合わない。
ガラスケースで持ち込み可能のため信貴山へ連絡しましたが、自分の都合がいい日が、ちょうどお焚き上げ当日と重なってしまい持ち込みできない。
龍尾神社に連絡したところ、午後だったら大丈夫とのことでしたので、龍尾神社にお願いすることにしました。
上記のものをガラスケースから出して持ち込みました。
持ち込んで終わりかと思いましたが、住所や名前を書いて、厄祓いなどと同じように、神殿に上がって人形納めのお祓いをしてくれました。
お焚き上げは、後日行ってくれるとのことでした。
ガラスケースから出す手間はありますが、10000円で人形を納めてくれて、きちんとお祓いもしてくれるため、最終的に龍尾神社にお願いして良かったと思っています。
静岡県西部で人形の供養をしてくれるところを紹介しました。
郵送も対応してくれるところ、ガラスケースのまま対応してくれるところ、など金額も様々です。
どこに供養を依頼するにしても、必ず事前に連絡が必要です。