【薬剤師国家試験 大学別合格率の見方】受験者数と出願者数の違いにも注目が必要です

Others

薬剤師国家試験 大学別の合格率

薬剤師国家試験の大学別合格率は厚生労働省のホームページから確認できます。

【厚生労働省 薬剤師国家試験のページ 過去の薬剤師国家試験の結果】

通常の合格率 (受験者数に対する合格者数の割合)

通常、合格率は受験者数に対する合格者数の割合で計算されています。この方法で計算した合格率が次の表になります。

出願者数受験者数合格者数合格率
A大学23018013072.2%
B大学16016012075.5%
受験者数に対する合格者数で合格率を計算した場合

通常の合格率はA大学もB大学も、ほぼ同じです。

出願者数に対する合格者数の割合は?

出願者数受験者数合格者数合格率
A大学23018013056.5%
B大学16016012075.5%
出願者数に対する合格者数で合格率を計算した場合

厚生労働省が発表している表をよくみると、受験者数の左側に出願者数が記載されています。

仮に、出願者数に対する合格者数で合格率を計算すると、上記の表のようになります。

B大学は出願者数と受験者数が同じですが、A大学は出願者数と比べ受験者数が大きく減っています。

この差は、受験申し込みをしたけれども、単位が不足していたり、卒業試験に合格しなかったりと、何らかの理由で卒業できなかった人は受験できなかった、ということを示しています。

その理由は大学によって様々だと思いますが、受験できない人が多いのは気になりますよね。

まとめ

薬剤師国家試験の大学別合格率をみるときは、表示されている合格率をみるだけでなく、出願者数と受験者数に大きな差がないかを確認してみるのもよいと思います。

こちらの記事も参考にしてください。【病院薬剤師のすすめ】

タイトルとURLをコピーしました