1月も半ばに入り、そろそろ花粉症が気になり始める時期になりました。
私は、重症ではありませんがスギ花粉の花粉症があるので、毎年1月の終わりか2月の初旬から薬を使い始めて対策しています。
アレルギーの治療には、抗ヒスタミン剤が主に用いられ、第一世代と第二世代があります。
第一世代の抗ヒスタミン薬は、主に風邪薬などの配合剤に含まれています。眠気や口渇(口が乾く)などの副作用症状が現れやすいです。
第二世代の抗ヒスタミン薬は、第一世代と比べ、眠気などの副作用が少なくなっています。花粉症の治療薬として市販されている薬のほとんどが第二世代の抗ヒスタミン薬になります。これらは、第2類医薬品ですので、インターネットでも購入できますし、薬剤師がいない店舗でも購入することができます。
第二世代の抗ヒスタミン薬は眠気が少ないと言われますが、ザジテンやストナリニは眠気が強く出ることが多い薬です。
効果に関しては、人それぞれで、合う人、合わない人がいると思いますので、自分に合った薬を見つけることが大事だと思います。
どの成分も、10年ほど前までは病院を受診しないと処方してもらえない薬でしたが、現在は市販薬として購入できるのがいいですね。
有名な抗アレルギー剤ですね。1日2回服用します。
病院で処方される医療用と同じ成分、同じ量が含まれているため、おすすめです。ジェネリックも発売されています。
1日1回服用します。エバスチン5mgが含まれます。病院で処方されるエバスチンは成人では10mgですので、市販薬では効果が弱い可能性があります。
1日1回服用します。病院で処方される医療用と同じ成分、同じ量が含まれています。
私は以前に服用してましたが、高い効果は感じられませんでした。
1日2回服用します。これも病院で処方される医療用と同じ成分、同じ量が含まれています。
これも以前服用してみましたが、眠気が強く出ました。
1日1回服用します。病院で処方される医療用と同じ成分、同じ量が含まれています。
私は服用したことはありませんが、眠気が強く出ると思います。
1日1回服用します。病院で処方される医療用と同じ成分、同じ量が含まれています。
私は過去に服用していました。眠くならず、効果もまずまずでした。
私は、薬剤師になるまで鼻閉(鼻詰まり)は、大きい鼻くそが詰まって鼻閉が起きていると思っていました。(笑)
鼻閉は、鼻の粘膜が炎症などを起こしてむくんで起きています。そのため、一生懸命鼻をかんでも鼻は通りません。
薬で治療するのであれば、ロイコトリエン受容体拮抗薬といわれる薬がありますが、市販では発売されていませんので、病院を受診する必要があります。
また、点鼻薬も効果があります。市販薬の中でも、ナファゾリンという血管を収縮させて粘膜のむくみをとる成分が入っている点鼻薬は鼻閉にも効果が期待できます。
市販薬のことを、いろいろ記載してきましたが、私は病院を受診し薬を処方してもらっています。
保険もきくし、何より、やはり市販薬よりも効果が期待できると思います。
ここ数年間は、ビラノアという飲み薬と、モメタゾンという点鼻薬の組み合わせを処方してもらっています。この組み合わせで、ほぼ症状なく過ごすことができています。
効果には個人差がありますので、あくまで私にとっては有効ということですので、ご了承ください。
第二世代の抗ヒスタミン薬である市販薬の花粉症の飲み薬がいろいろと発売されています。最新の治療は病院を受診しないと受けられませんが、10年ほど前までは病院を受診して受けていた治療が、現在は市販薬で行えると思っていただければよいと思います。
市販薬の飲み薬で効果がある程度期待でき、眠気の副作用が少ない、おすすめなものは、アレグラFX、クラリチンEX、アレジオン20です。