大手の英文校正会社で有名なのは、Editage(エディテージ)とEnago(エナゴ)ですね。
私は、どちらも利用したことがありますので、利用したときの感想も含めて比較してみました。
最近では薬剤師でも、がん専門薬剤師や感染制御専門薬剤師など、様々な専門薬剤師制度があり、その認定要件に論文の投稿が必要とされています。
英語論文を書くにはハードルが高いと感じる方もいるかもしれませんが、日本薬学会の「薬学雑誌」や日本医療薬学会の「医療薬学」へ投稿するにしても、英語のAbstractが必要となります。そこで、英文校正をネイティブの方に依頼することが必要となります。
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医学薬学分野に精通したネイティブの知人がいれば、その方に依頼すればいいのですが、私はそのような知人はいませんので、英文校正を行っている会社に依頼します。検索サイトで「英文校正」と検索すると、様々な会社がでてきます。どこの会社に依頼すればいいの?と悩む方が多いのではないでしょうか。
そこで、私が今まで使用した英文校正会社の紹介をしたいと思います。
検索すると上位に出てくる、いわゆる大手の会社ですね。通常の英文校正の場合、1単語あたり5円と安めの設定です。
見積もりは無料でしてくれます。
納期は翌日から選択できますが、納期が短いほど金額は当然高くなります。
wordファイルを送信し、英文校正の依頼をします。
特徴としては、1年間、無料で回数無制限で再校正ができます。
もちろん、カバーレターの校正もしてくれます。
校正者への質問も全て英語でのやりとりが必要とされますので、ニュアンスが伝わりにくいと感じることもありました。
私も初めて英文校正を依頼する際、Editageを利用しました。自分も英語は得意な方ではないため、適切に校正してもらったと思い投稿しましたが、査読者から「poor English」と指摘されrejectされた経験があります。査読者が日本人だったこともあるため、本当に「poor English」だったかわかりませんが、かなりショックでした。
私個人としては、ひどい結果に終わってしまったため、それからEditagは使用していません…
Editageと同様に大手の英文校正会社のようです。通常の英文校正の場合、1単語あたり5円と、金額もEditageとほぼ同じです。こちらは1回英文校正を依頼したことがありますが、Editageと同じような品質だった印象があります。
こちらも、見積もりは無料です。
wordファイルを送信し校正の依頼をします。
こちらもEditage同様、校正者への質問は英語でのやりとりが必要とされます。
再校正は1年間可能ですが、有料となります。
Editage、Enagoと大手の英文校正会社へ依頼し、査読者から「poor English」と指摘された経験から、何となくモヤモヤしていました。そこで、英語論文を多く投稿していた先輩に、どこに英文校正を依頼しているか聞いてみたところ、山田翻訳事務所を紹介してくださいました。
こちらも、見積もりは無料で行ってくれます。
1ページ180単語で3500円ですので、1単語あたり19.5円となり、他の会社と比べやや高めとなっています。しかし、その品質は値段相応の非常に満足いくものです。英文チェックよりも手厚いサポートの英文エディットがありますが、英文チェックでも十分な校正をしてくれます。
こちらも、wordファイルを送信し、校正を依頼します。
校正者とのやり取りは基本的には英語ですが、伝わりにくい点などはメールで日本語で依頼すると、それを校正者に伝えてくれます。追加料金は発生しませんでした。
山田翻訳事務所で英文校正をしてもらい投稿した論文は、海外の雑誌に投稿しても今まで英語の内容について指摘されたことは一度もありません。最近では、いつも山田翻訳事務所にお世話になっています。
Googleで「山田翻訳事務所」と検索すると、愛知県名古屋市にある山田翻訳事務所がでてきますが、こちらは私がおすすめする山田翻訳事務所ではありませんので、ご注意を。
私はまだ利用したことはありませんが、お世話になった大学の研究室の教授に伺ったところ、医学英語総合サービスを教えていただきました。
他の会社は1単語当たりの金額で設定されていますが、医学英語総合サービスは所要時間10分につき1000円(目安で1単語あたり4円から10円)となっています。
次に英文校正が必要な場合は、医学英語総合サービスを利用してみたいと思っています。
英文校正を依頼するのに、おすすめの会社は山田翻訳事務所ですね。次は医学英語総合サービスですね。
EditageやEnagoなど大手の会社は金額重視であれば選択肢に入れてもいいかもしれません。
こちらの記事も参考にしてください。【病院薬剤師のすすめ】