私は中学3年生になるまで「薬剤師」という職業を知りませんでした^^
家族や知り合いに医療関係の仕事をしている人は全くいませんでした。
クラスの友人のお父さんが薬剤師だ、ということを聞いて初めて知り、なんとなくカッコいい!!と思いましたが、その時は薬剤師が何をする職業かもわからず、薬剤師になろうとは思っていませんでした。
今でこそ、なりたい職業の上位に薬剤師があがることもありますが、当時の私には全く馴染みのない職業でした。
もともと、理科と数学が得意で、高校に行っても物理と数学は面白いと感じていました。大学は工学部でも行って、自動車の開発の仕事とかに就けたらいいかなぁと思っていました。
しかし、高校の物理は難しかった!
面白かったのは最初だけで、内容が進むにつれて先生が何を言っているのかチンプンカンプン…
それに対し、あまり得意でなかった化学は、好きと思ったことはあまりありませんでしたが、テストの点数は右肩上がり。
先生で教科の好き嫌いを決めてはいけませんが、物理の先生は波平さんのような頭をした、ヒョロヒョロのおじいちゃん先生。それに対し、化学の先生は若くて美人な女の先生!そんなことも影響していたかもしれません。
そんな中、ふと「薬剤師」という職業を思い出しました。薬学部の試験をみてみると、化学重視の大学が多く、薬剤師になろう!と思うようになりました。親が薬剤師とか、身内に医療者がいるとか、全くそんなことはありません。
恥ずかしながら、大学に入るまで、「抗生物質」を「光成物質」(植物の光合成のように、光をエネルギー源として作る薬)、「整腸剤」を「成長剤」(名前の通り身長を伸ばす薬)と、勝手に自分で薬をイメージして思い込んでいました…
薬学部を目指している学生さんは、化学は必須ですので頑張ってください。理科は2教科必要な大学がほとんどですので、物理もしくは生物も頑張らないといけないですが。
病院薬剤師は、やりがいのある仕事だと思います。こちらの記事も参考にしてください。【【病院薬剤師のすすめ】現役薬剤師から薬学生のみなさんへのメッセージ 病院も悪くない!】